アーセナル対チェルシー【写真:Getty Images】
【アーセナル 1-2 チェルシー プレミアリーグ第20節】
イングランド・プレミアリーグ第20節、アーセナル対チェルシーが現地時間29日に行われた。試合はアウェイのチェルシーが2-1で逆転勝利を収めた。
ロンドンをホームタウンとするクラブ同士の対決となるビッグロンドン・ダービー。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督はホーム初陣となった。12位のアーセナルはラカゼット、エジル、オーバメヤン、トレイラらを先発に起用。ぺぺはベンチスタートとなった。対する4位チェルシーはアブラハム、マウント、ウィリアン、カンテらが先発となった。
試合を動かしたのはホームのアーセナルだった。13分、エジルの左CKからニアでチャンバースがヘディングで合わせ、中央でオーバメヤンが相手の前に入りヘディングシュートを突き刺した。
だが、出場停止明けで先制点をアシストしたチャンバースが左足を負傷し、23分にムスタフィとの交代を余儀なくされた。
攻め手に欠くチェルシーは34分、エメルソンに代えジョルジーニョを投入。交代直後にウィリアンが右サイドを突破し、中央にクロスを送るもDFに阻まれてしまった。
後半に入ると、チェルシーがチャンスを作れるようになり、激しさが増していくビッグロンドン・ダービー。チェルシーは59分にトモリに代え、19歳のタリック・ランプティを投入した。この瞬間、ランプティはトップチームデビューを果たした。
すると83分、チェルシーは左サイドでFKを獲得。マウントが蹴ったボールはGKレノが憶測を誤り、キャッチできず。ファーサイドのジョルジーニョがダイレクトでゴールネットを揺らした。
さらに87分、カウンターからチェルシーが逆転に成功する。中央で受けたアブラハムがドリブルから右サイドのウィリアンに展開。ウィリアンは右サイドから中央にパスを供給。ボールを受けたアブラハムはトラップから右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
これで試合は終了し、チェルシーが2-1で勝利を収めた。
【得点者】
13分 1-0 オーバメヤン(アーセナル)
83分 1-1 ジョルジーニョ(チェルシー)
87分 1-2 アブラハム(チェルシー)
【了】