日テレ・ベレーザ【写真:Getty Images】
皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会決勝の日テレ・ベレーザ対浦和レッズレディース戦が29日に行われ、1-0の勝利を収めた日テレ・ベレーザが優勝を飾った。
日テレ・ベレーザは22日に行われた準決勝でちふれASエルフェン埼玉を2-1で下して3年連続の決勝進出。一方浦和レッズレディースはINAC神戸レオネッサを3-2で破り、5年ぶりとなる決勝に進んでいた。
試合開始からわずか7分、日テレ・ベレーザはなでしこリーグ得点女王でもあるエースFW田中美南のゴールで先制。右CKからのクロスに右足ダイレクトボレーで合わせたファインゴールを叩き込んだ。
そのまま1点のリードを守った日テレ・ベレーザは3年連続の皇后杯優勝。歴代1位の優勝回数をさらに伸ばし、これで14回目の優勝となった。浦和は今回を含めて過去5回進んだ決勝で全て敗れ、悲願の初優勝はまたも達成できなかった。
今季のなでしこリーグとなでしこリーグカップでも優勝を飾っていた日テレ・ベレーザはこれで2シーズン連続の“国内3冠”を達成。今年初開催されたAFC女子クラブ選手権での優勝も含めて全てのタイトルを手に入れている。
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