ガラタサライの長友佑都【写真:Getty Images】
トルコ1部のガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都は、同クラブでの“ラストマッチ”を終えたとみられている。トルコ『ヒュリエット』など複数メディアが伝えた。
ガラタサライは現地時間28日に行われたトルコ・シュペルリグ第17節の試合でアンタルヤスポルと対戦。コロンビア代表FWラダメル・ファルカオの2得点などで5-0の大勝を飾った。長友は5試合連続となる先発で出場し、87分に交代でベンチに下がっている。
長友は1月の移籍市場でガラタサライを離れることになる可能性がここのところ盛んに報じられていた。年内最終戦となったこの試合を最後に、他クラブへ移籍することが見込まれている。
トルコ『フォトマッチ』は、同じく移籍が確実視されるブラジル人DFマリアーノと長友の2人がこの試合で好プレーを見せたと評価しつつ、「1試合のパフォーマンスでファティ・テリム監督の考えを変えるのは難しそうだ」と記述。そのテリム監督も試合後に長友との別れに言及したと伝えられている。
チームの若返りを図るガラタサライは、33歳の長友が今季末まで残していた契約を解除し、他クラブへのフリー移籍を可能にすると予想されている。移籍先候補としては、セリエAへの復帰の可能性なども以前に噂されていた。
長友は2018年1月にインテルからガラタサライに期限付き移籍し、その後完全移籍。ガラタサライでの2年間でこれまで公式戦64試合に出場して3得点を挙げている。
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