U-22日本代表のFW前田大然はジャマイカ戦の前半にゴールを挙げた【写真:Getty Images】
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【日本 5-0 ジャマイカ キリンチャレンジカップ2019】
来年夏の東京五輪に向けて強化を進めるU-22日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2019でU-22ジャマイカ代表と対戦している。
森保一監督の地元でもる長崎の地でピッチに立った日本の選手たちは3-4-2-1で並んだ。GKにスペイン2部エストレマドゥーラでトップチームデビューを果たした山口瑠伊、3バックには右から岩田智輝、岡崎慎、瀬古歩夢、右ウィングバックに長沼洋一、左ウィングバックに東俊希が入る。
そして中山雄太と松本泰志が中盤でコンビを組み、2シャドーには旗手怜央とバルセロナB所属の安部裕葵、1トップにポルトガル1部マリティモで活躍する前田大然が起用された。
若き日本代表は序盤からジャマイカを圧倒する。6分、安部がペナルティエリア右手前でファウルを受けると、キャプテンの中山が左足で強烈なフリーキックをゴール左上角に突き刺した。
16分には左サイドからのスローインの場面、安部が素早くボールを拾って投げ入れると、松本がペナルティエリア左に抜け出して柔らかいクロスを上げる。最後は中央で待っていた旗手が右足のダイレクトボレーシュートでゴールネットを揺らした。
ここから日本のゴールラッシュが始まった。直後の17分、中盤でパスを受けた旗手が華麗にターンして一気に攻撃のスイッチを入れスルーパスを供給する。これに反応して右サイドを抜け出した長沼のクロスに、前田が合わせて3点目を奪う。
さらに19分、中山からのスルーパスに抜け出して左サイドをえぐった東がマイナス方向へのクロスを送ると、中央で旗手が左足を振り切って4点目のシュートを叩き込んだ。
ほぼハーフコートゲームで試合を支配する日本は、27分にPKを獲得する。ペナルティエリア内左に自ら仕掛けていった安部が、相手DFの動きを冷静に見極めて切り返したところにスライディングタックルが入った。PKは安部が自ら決めてリードを5点に広げた。
点差が開いたことでジャマイカの選手たちの荒いプレーがやや増えてきたが、日本の選手たちは相手からことごとく自由を奪ってシャットアウト。5点のリードを保ったまま、5-0で前半を終えている。
【得点者】
6分 1-0 中山雄太(日本)
16分 2-0 旗手怜央(日本)
17分 3-0 前田大然(日本)
19分 4-0 旗手怜央(日本)
28分 5-0 安部裕葵(日本)
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【了】