ハーツの食野亮太郎【写真:Getty Images】
英メディア『BBC』は、スコットランド1部のハーツに所属するU-22日本代表FW食野亮太郎が10月のレンジャーズ戦で記録したゴールを「ハーツの今季ここまでのベストゴール」に選んでいる。
食野は今年夏にガンバ大阪からイングランドのマンチェスター・シティへ完全移籍。そのままハーツへレンタルされる形となり、欧州での経験を重ねている。
10月20日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第9節の試合では、名門レンジャーズを相手に見事な先制ゴールを奪ってみせた。味方選手のシュートを相手GKがセーブしたボールに反応した食野は、エリア手前への浮き球にダイレクトで合わせ、カバーに入ったDFの頭上を抜くシュートをネットに送り込んだ。
『BBC』は「メシノ・マジック」とこのゴールを称え、「10月のレンジャーズ戦で食野亮太郎は判断力の速さを発揮してこのロブを決めた」と動画にコメントを添えている。
だが移籍後2点目となったこのゴール以来、食野にはハーツで得点がない。チームも5連敗を喫してリーグ最下位と低迷に陥っているが、後半戦の巻き返しが期待されるところだ。