久保建英【写真:Getty Images】
レアル・マドリーからマジョルカへ期限付き移籍している18歳の久保建英に来季レアル・ソシエダへレンタル移籍する可能性が急浮上した。注目される移籍先候補のレアル・ソシエダとは、一体どのようなクラブなのだろうか。
レアル・ソシエダは1909年に創設された110年の歴史があるクラブ。スペインのバスク州ギプスコア県サン・セバスティアンを本拠地としており、約4万人収容のエスタディオ・アノエタというスタジアムを使用している。
黄金期は1970年代から1980年代にかけてで、1980/81シーズンと1981/82シーズンにリーガエスパニョーラで優勝を飾っている。近年において、2006/07シーズンに2部降格を経験しているが、2010/11シーズンから再び1部へ復帰。昨季は9位でシーズンを終えていた。
今季は9月14日の第4節から9月26日の第6節にかけて3連勝を記録。最近のリーグ戦5試合は2勝2分1敗の成績を残し、ヨーロッパリーグ出場圏内の5位につけている。
アントワーヌ・グリーズマンやシャビ・アロンソが育ったクラブ、ニハトやダルコ・コバチェビッチがプレーしたクラブとして知られており、レアル・マドリーからレンタル移籍中のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールも在籍している。
ただ、ウーデゴールは2021年6月のレンタル期間終了を待たずして来年6月にレアル・マドリーへ復帰すると海外メディアは報じた。それに代わる選手として、久保がレアル・ソシエダにレンタル移籍すると噂されている。両クラブは良好な関係にあり、久保がステップアップするためのクラブとしてレアル・ソシエダに貸し出されるかもしれない。
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