南野拓実【写真:Getty Images】
2020年1月1日付けでリバプールへ移籍することが決定した24歳の日本代表MF南野拓実。それ以降、ユルゲン・クロップ監督、チームメイト、海外メディアから絶賛されている。ピーター・クラウチ氏も同選手に言及したと、23日に英紙『デイリー・メール』が伝えている。
南野は現地時間10月2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦で1ゴール1アシストを記録し、欧州王者を苦しめる活躍をみせている。そういった経緯もあり、ザルツブルクの南野に注目したリバプールが冬の移籍市場で獲得するのを決めた。同選手の市場価値と比べて格安の725万ポンド(約10億4100万円)で取引が成立している。
サウサンプトンやリバプール、トッテナムなどでプレーした38歳のクラウチ氏は今年7月に現役引退を表明。今回、同紙を通じてクラウチ氏が南野に言及している。「私がザルツブルクの試合を見たとき、いつでも際立った選手は南野とファン・ヒチャンだった」とし、「リバプールが移籍金725万ポンドで獲得した。私にとって、それはお買い得だったと感じている。南野はクロップのもとで、リバプールのアグレッシブで速いスタイルを作るだろう。彼はプレミアリーグから歓迎された補強だ」と、好意的なコメントを残している。
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