スコドラン・ムスタフィ【写真:Getty Images】
過去10年間の統計における、アーセナルに在籍した選手による“ベストイレブン”を23日に英メディア『whoscored』が発表した。
GKにはペトル・チェフが選ばれている。解説によると、チェフが1試合平均3.1回セーブし、43回のクリーンシートを達成したという。DFには、バカリ・サニャ、スコドラン・ムスタフィ、ロラン・コシエルニー、トーマス・フェルメーレンの4選手が選出された。
MFには、サンティ・カソルラ、アレクサンドル・ソング、サミル・ナスリ、メスト・エジルの4人が並んでいる。そしてFWには、アレクシス・サンチェス、ロビン・ファン・ペルシーの2人が選ばれた。これは主観的ではなく統計的に導き出されたものとのこと。
特に目を引くのがムスタフィのデータ。空中戦における勝率は4.0で、他の誰よりも高い数値だという。それ以外のデータは失望するようなものだが、統計的に考えると信頼できるセンターバックと見なされているとのこと。ムスタフィが選出されたことは「クラブの衰退を強調している」と同メディアは伝えている。
2016年8月にバレンシアからアーセナルへ加入したムスタフィ。ドイツ代表として2014年のワールドカップにも参加した選手だが、昨年夏の移籍市場では戦力外通告を受けていた。しかし、残留の道を選び今季は公式戦8試合に出場し1得点決めている。
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