ネット・ヴォウピ【写真:Getty Images】
コロンビア1部のアメリカ・デ・カリに所属するブラジル人GKネット・ヴォウピがJリーグへ移籍する可能性が高まっているようだ。コロンビア『RCNラジオ』など同国複数メディアが伝えている。
ネット・ヴォウピは1992年生まれの27歳。母国ブラジルの複数クラブでプレーしたあと、2018年にアメリカ・デ・カリに加入し、同じコロンビアのデポルティボ・パストへの移籍を経て再びアメリカ・デ・カリに復帰していた。
コロンビアメディアは、同選手が日本から好条件のオファーを受け、移籍に応じることが濃厚になったと報じている。オファーを出したとされるクラブの名前は現時点で不明だが、アメリカ・デ・カリとの契約に設定された契約解除金を支払う意志を見せているという。また、アメリカ・デ・カリが同選手の保有権の20%を持ち続ける形での移籍となることが見込まれている。
ネット・ヴォウピは2019シーズンのアメリカ・デ・カリで正守護神としてプレーし、11年ぶりのリーグタイトル獲得に貢献。シーズンのベストイレブンにも選出された。「タイトルを獲得する上で最も重要だった選手の一人を失うことになる」と現地メディアは同選手の移籍の見通しについて述べている。
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