横浜F・マリノス移籍が決まった前貴之【写真:Getty Images】
J2のレノファ山口FCに所属するDF前貴之は、J1の横浜F・マリノスへ完全移籍することが決定した。23日に両クラブから発表が行われている。
現在26歳の前はコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)の下部組織で育ち、2011年に2種登録でJ2デビュー。翌2012年にトップチームに昇格し、J1に昇格した札幌でリーグ戦15試合、公式戦21試合に出場した。
J2へ降格した札幌でプレーを続けたあと、2017年には山口へ期限付き移籍し、その後完全移籍。不動のレギュラーとして活躍し、昨季はキャリア最多のリーグ戦40試合、今季も37試合に出場していた。
「レノファでプレーする事が出来た3年間は僕にとってかけがえのない時間となりました」と前は山口公式ウェブサイトでコメントし、クラブやファンへの感謝の思いを述べている。横浜FM公式ウェブサイトは「横浜F・マリノスの力になれるよう、全力で戦います。よろしくお願いいたします」と同選手のコメントを伝えている。
2019年J1王者となった横浜FMが来季の新戦力として獲得した選手は2人目。20日にはJ2の京都サンガF.C.からMF仙頭啓矢の完全移籍加入が発表されている。
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