原口元気(左)と遠藤航(右)【写真:Getty Images】
日本人対決となった試合では両選手に対照的な評価が付けられた。
日本代表MF原口元気が所属するハノーファーは現地時間21日、2部ブンデスリーガ第18節で日本代表MF遠藤航が所属するシュトゥットガルと対戦し2-2の引き分けに終わった。この試合で原口と遠藤は共にフル出場だった。
試合は13分に遠藤が自軍ゴール近くでボールを奪われると最後はドゥクシュがゴールを決めハノーファーが先制する。その後、シュトゥットガルは2点を取り逆転するも、74分に原口のパスから最後は途中出場のプリブがゴールを決めた。なお原口のアシストは今季初となった。
試合後、独メディア『シュポルトブッツァー』はハノーファー選手の寸評と採点を掲載し原口に対し「コジャク監督就任以降、我々はワールドカップで見せた彼の良いパフォーマンスを見る事が出来ている。1対1では味方選手を助けシュトゥットガルトに暇を与えなかった。攻撃面でも起点になっていた」と称賛、評点も「2」と高く評価した。
一方、シュトゥットガルの地元紙『シュトゥットガルター・ナハリヒテン』では遠藤について「序盤は良かったが、時間の経過と共に悪くなった。13分にはゴール近くでボールを失いハノーファーに先制点を許してしまう。また守備から攻撃の切り替えで大きな問題を抱えていた」と寸評し「5」を付けた。(ドイツは1が最高、6が最低評価)
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