皇后杯決勝の対戦カードが決定【写真:Getty Images】
皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会準決勝の2試合が22日にNACK5スタジアム大宮で行われた。決勝は2年連続3冠のかかる日テレ・ベレーザ対初優勝を狙う浦和レッズレディースに決まった。
浦和レッズレディースは準決勝第1試合でINAC神戸レオネッサと対戦。試合は3-2で浦和が勝利を収めた。なでしこジャパンを負傷により途中離脱したINACに所属するFW岩渕真奈は、この試合を欠場。MF中島依美のゴールで先制したINACだったが、FW菅澤優衣香、DF清家貴子、DF南萌華にゴールを奪われ3失点。浦和が3-2で勝利を収め、決勝戦に進出した。
準決勝第2試合は、皇后杯2連覇中の日テレ・ベレーザがなでしこリーグ2部のちふれASエルフェン埼玉と対戦。試合は2-1でベレーザが勝利を収めた。ベレーザは19歳のMF菅野奏音が先制ゴール。だが、ちふれのMF祐村ひかるが81分に値千金の同点ゴール。試合を振り出しに戻した。しかし、ベレーザが女王の意地を見せる。延長前半に小林里歌子が勝ち越しゴールを奪い再びベレーザがリードすると、そのまま試合を終え2-1で勝利を収めた。ベレーザが決勝戦に駒を進めた。
浦和は初優勝、ベレーザは2年連続となる3冠をかけて29日の決勝戦に臨む。
【了】