マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカに所属する日本代表MF久保建英は、現地時間21日に行われたリーガエスパニョーラ第18節のセビージャ戦に出場して年内の全公式戦を終えた。マジョルカのビセンテ・モレノ監督は久保のチームへの貢献度に賛辞を送っている。
久保は7試合連続となる先発でセビージャ戦に出場。前半3分には左サイドから仕掛けてのクロスで決定機を演出するなど何度かチャンスに絡んだ。だがマジョルカはゴールを生み出せず、0-2で敗れる結果に終わっている。
ビセンテ・モレノ監督は試合後の会見で、この試合およびこれまでのシーズン前半戦を通しての久保のパフォーマンスについてコメントを述べた。スペイン紙『ラ・バングアルディア』などが伝えている。
「全体的に言えば、ここに来て以来彼はプレーのあらゆる面が良くなってきている。非常に若い選手であり、試合によってはプレーのレベルが低下することもあるだろうが、チームに多くのものを与えてくれている」と指揮官は久保を評した。
セビージャ戦でのプレーについても「彼の個人プレーがゴールに繋がりかけた場面もあった」とコメント。「賢い選手だ。話を聞いて学ぼうとする意欲がある」と久保の姿勢についても称賛している。
レアル・マドリーからのレンタルでマジョルカに加入した久保は、ここまでリーグ戦15試合に出場して1得点。短い休暇を挟み、年明け後の初戦は1月5日に行われるアウェイでのグラナダ戦となる。
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