フラメンゴ戦で負傷したアレックス・オックスレイド=チェンバレン【写真:Getty Images】
FIFAクラブワールドカップ2019カタール決勝のフラメンゴ対リバプールが現地時間21日に行われ、延長戦の末に1-0の勝利を収めたリバプールがクラブ世界王者に輝いた。だがイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンはこの試合で負傷してしまった。
先発で出場していたオックスレイド=チェンバレンは後半に相手選手と交錯して転倒。右足首を痛めた様子で、ピッチ上で処置を受けたがそのまま交代を余儀なくされた。
オックスレイド=チェンバレンはストレッチャーには乗らず、自らの足で歩いてピッチを後にした。試合後の優勝セレモニーには松葉杖をついた状態で姿を見せ、チームメートたちとともに優勝を喜んでいた。
英紙『デイリー・メール』は試合後のユルゲン・クロップ監督のコメントを伝えている。指揮官はオックスレイド=チェンバレンの状態について「彼自身の感触は悪くない。靭帯を伸ばしただけなのか、断裂なのか、部分断裂なのか? これから様子を見てみよう」と語り、負傷の程度については今後の検査を待つ姿勢を示した。
オックスレイド=チェンバレンはリバプール加入1年目の2017/18シーズン終盤に右膝十字靭帯断裂の大怪我を負い、昨季のほとんどを棒に振ることになった。今季はコンディションを取り戻し、ここまでに公式戦21試合に出場して5得点を記録していた。
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