手袋を蹴飛ばすメスト・エジル【写真:Getty Images】
アーセナルは現地時間21日のプレミアリーグでエバートンと対戦し、0-0で引き分けた。フレドリック・ユングベリ暫定監督が、MFメスト・エジルをメンバーから外した理由を明かしている。英『スカイ・スポーツ』が伝えた。
エバートンとのアウェイゲームに臨んだアーセナルは、エジルがベンチ入りしなかった。ミケル・アルテタ新監督の招へいが決まり、暫定監督としての役割を終えることになるユングベリが、試合後にその理由を語っている。
「メストはケガをしていたが、アーセナルの選手として受け入れがたいスタンスを取ったからチームに選ばなかった。それが私の決定だ」
ユングベリ暫定監督が指摘しているのは、前節マンチェスター・シティ戦で交代を命じたときの出来事。交代する際、エジルは手袋を外してピッチを出ると、これを軽く投げ、左足で蹴り飛ばしていた。
「あのとき、試合後にメストについて聞かれた。そして私は『アーセナルの選手の行動ではない。我々の行動ではない』と言った。それが私のスタンスだ。もう私が決断することはないが、私はそう思ったんだ」
プレー以外の部分が注目を浴びることも少なくないエジル。新指揮官の下では定位置をつかめるだろうか。
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