ジョゼ・モウリーニョ監督(左)とフランク・ランパード監督(右)【写真:Getty Images】
現地時間22日のプレミアリーグ第18節では、トッテナム対チェルシーのロンドンダービーが行われる。両指揮官が大一番に向けた会見で意気込みを語った。英『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
シーズン途中からトッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、かつてチェルシーで大きな成功を収めた。ただ、愛着のある古巣が相手でも指揮官に迷いはない。
「チェルシーは私のかつてのクラブだ。今のクラブに全てを捧げる。私の今のクラブはトッテナムだ。だから、この試合に臨むのは非常に簡単だね。チェルシーのクオリティを考えると難しいが、感情的には全くもって簡単だ」
「試合前に自分が友人だと思う人を見るのは素晴らしい。試合後も同じ感覚だ。ただ、試合中にそんなことを考える時間はない。私は今、100%トッテナムの人間だ。チェルシーではサポーターを笑顔にするために全てを尽くした。トッテナムファンのためにもそうしたい。それが日曜日の望みだよ」
一方、チェルシーを率いるのは、かつてモウリーニョ監督の指導を受けたフランク・ランパード監督だ。今季からチェルシーを指揮しているランパード監督は、モウリーニョ監督から多くのことを学んだと話している。
しかし、後を追うことばかりではないようだ。
「彼はすごい監督だが、私は誰かのクローンになりたいわけじゃない。ジョゼとの対戦はうれしい。去年はマンチェスター・ユナイテッド対ダービーで彼と対戦した。私はずっと彼を尊敬してきたから、大きなことだったよ。でも、チェルシー対トッテナムのライバル関係はより大きなものだね」
ダービーマッチでの師弟対決。今回はどちらに軍配が上がるだろうか。
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