ミケル・アルテタ監督【写真:Getty Images】
アーセナルは現地時間20日、ミケル・アルテタの監督就任を発表した。契約期間は3年半となっている。
不振が続いたアーセナルは先月29日、ウナイ・エメリ監督を解任。フレドリック・ユングベリが暫定監督を務めていた。それでも悪い流れを断ちきれず、マンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントを務めていたアルテタの引き抜きを決めている。
2011年から2016年にかけてアーセナルでプレーしていたアルテタ新監督は、まだトップチームで指揮を執った経験がない。これをリスクという声も出ているが、「その懸念は当然だ」と37歳の新指揮官は会見で語り、「このクラブがより良くなるために心血を注いでいく」と意気込んでいる。
さらにアルテタ監督は「準備できていないと感じたら、この場所には座っていない」と、成功への自信をうかがわせた。
グアルディオラ監督の右腕だったアルテタ監督は、これまでに学んだことをアーセナルでいかしたいと考えている。
「冷静で一貫性を持ち、毎日クラブの文化に適合して、勝者のメンタリティをつくっていかなければいけない。一日一日が重要だ。あらゆる行動が重要になる」
「全員が関与するように努力しなければいけない。私が何をしたいのかを選手たちに理解してもらわなければいけない。選手たちは異なる思考を受け入れなければいけない。クラブ全員で同じ考えを持ちたい。我々は周囲をサポートする文化をつくっていかなければいけない。正しい文化がなければ、木は揺れ動いてしまうものだ」
アーセナルは21日、敵地でエバートンと対戦する。
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