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リバプールで南野拓実はどう使われる? 英紙が分析「3人のプレッシャーを解放し回転出来るように…」

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
南野拓実【写真:Getty Images】

 リバプール移籍が間近に迫るザルツブルク所属の日本代表MF南野拓実。18日に英紙『スカイスポーツ』が、どのような役割で起用されるかを分析した。

 ザルツブルクに所属する南野は、リバプール移籍に向けてメディカルチェックを受ける段階に入った。リバプールが南野を獲得するために支払う金額は、契約解除金として設定されている725万ポンド(約10億5000万円)だと伝えられている。また、契約期間は4年半になるとの情報もある。ただ、加入が決定しても、正式にリバプールの選手になるのは2020年1月1日以降。冬の移籍市場が開くまで待たなければならない。

 同紙は南野がリバプールに「攻撃的な品質」を加えると見解を示し「信頼できる4人目の選手がいると、他の3人のプレッシャーが解放され、ユルゲン・クロップ監督が少し回転できるようになる。その4人目を獲得するのは理にかなっている。おそらく、リバプールはティモ・ヴェルナーの加入を期待していた。彼は4人目になったかもしれないが、それは実現しなかった。南野ははるかに安く、チームを改善する点で多くの価値がある」と解説。

 続けて「プレミアリーグにおいて、南野のリリース条項はほぼ無料で譲渡されるようなもの。1000万ポンド(約12億9000万円)未満で、プレミアリーグに参加する選手はいない。ドイツやフランスを見ても信じられないほど安い。何らかの理由でうまくいかなくても、お金を取り戻すことができるため、何も問題にはならない。金銭面でいえば簡単な取引だ。現在の市場ではおそらく2000万ポンド(約25億7000万円)、もしくはそれ以上の価値がある」と分析している。

 南野は今季公式戦22試合に出場し9得点11アシストを記録。現地時間10月2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦では1ゴール1アシストの活躍を見せていた。果たして、リバプールではどのような活躍を見せるのだろうか。

【了】

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