「試合に臨む心構えも韓国の方がはるかに上」
――そのまま韓国がリードを守り切り、韓国の優勝が決まりました。日本の戦いはどうでしたか?
「日本はまったくダメだったという印象ですね。メンツ的に厳しいとは思っていましたが、案の定という結果でした。日本で目立った選手はいませんね」
――韓国はどうでしたか?
「韓国ではミンジェ、そしてナ・サンホです。2人とも攻守で引っ張っていました」
――両チームの差というのは……。
「プレーの質がまったく違いました。あと、試合に臨む心構えも韓国の方がはるかに上のように感じましたね」
――日本は韓国の勢いに負けていましたね。
「日本はちょっとビビっているようにも見えました。一人のファンとして残念でしたね」
――本日はありがとうございました。
▽語り手:キム・ドンヒョン
1987年生まれ、韓国在住。早稲田大学大学院スポーツ科学学術院スポーツジャーナリズム・社会学修士課程修了。修士論文は『韓国ポータルメディアにおける対日ナショナリズム:「ミニ韓日戦」を中心に』。ワールドカップ、アジア大会、五輪などを現地取材。現在は韓国ニュース通信社『Newsis』のサッカー・バスケットボール担当。KリーグやJリーグを幅広く取材。
【了】