ザルツブルクの南野拓実【写真:Getty Images】
リバプールのレジェンドである元イングランド代表のスティーブ・マクマナマン氏は、古巣への加入が見込まれる日本代表FW南野拓実を歓迎している。競馬情報サイト『ホースレーシング.net』による17日付インタビューの中で言及した。
オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクに所属する南野は、欧州王者リバプールへの加入が秒読み段階に入ったようだ。英国メディアでは現地時間18日にメディカルチェックを受けるため現地入りしていると一斉に報じられている。
1990年代にリバプールの主力選手として活躍し、その後レアル・マドリーなどでもプレーしたマクマナマン氏も、古巣にとって歓迎すべき補強だと考えているようだ。報道によれば725万ポンド(約10億5000万円)という比較的低額の契約解除金もその理由に挙げている。
「プレミアリーグで動いている金額と比べれば、彼のようなタレントにその金額を支払うのは全く迷う必要がないことだ。1億ポンドだというのなら話は変わってくるが、ユルゲン・クロップ(監督)の望む姿勢を持った選手だとクラブが考えているのなら、リバプールにとって素晴らしい補強になるかもしれない」とマクマナマン氏は述べた。
今季チャンピオンズリーグのグループリーグでリバプールと対戦した2試合でも南野は好プレーを見せていた。「2試合とも素晴らしかったと思う。1戦目ではザルツブルクの反撃をけん引した選手の一人だった。(先週)火曜日も本当に良かった」とマクマナマン氏も高く評価している。
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