イアン・ライト氏【写真:Getty Images】
成績低迷の責任を取らされる形で解任に追い込まれたアーセナル前監督のウナイ・エメリ氏。しかし、同クラブの“レジェンド”でもあるイアン・ライト氏は、他の人物に問題があったと指摘した。17日に英紙『フットボール・ロンドン』が報じている。
エメリ氏はパリ・サンジェルマンで輝かしい功績を残した後、2018年5月にアーセナルの指揮官に就任。2018/19シーズンはプレミアリーグで5位に終わり、チャンピオンズリーグ(CL)出場権は獲得できず。ヨーロッパリーグでは決勝戦まで駒を進めたが、チェルシーに敗れてタイトル獲得を逃した。今季は開幕2連勝でスタートを切ったものの、徐々に勝てない状況が続き、現地時間11月29日に解任されている。
ライト氏は「アーセナルはエメリ氏を試したが上手くいかなかった。しかし、まずはどのようなリクルートメントだったのかをよく見る必要がある。イワン・ガジディス前CEOの元での当時のクラブには、資金とリクルートメントのマネージメントにミスがあった」とし、「ガジディス前CEOの時代から動揺が続いている。我々は今、その真っ只中にいる」とコメントした。
【了】