日本代表を率いる森保一監督【写真:田中伸弥】
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日本代表は17日、翌日に控えたEAFF E-1サッカー選手権2019決勝大会の最終戦、韓国代表戦に向けて練習を行った。
3大会ぶりの優勝がかかった一戦に向けて、森保一監督は「相手のことは尊重しつつ、リスペクトしながら、まずはメンタル的な部分で我々がやれるという自信を持って試合に臨んでほしい」と選手たちに要求した。
そして「球際で激しく、厳しく、粘り強くというところを覚悟して臨んでほしいと思います。戦術的には我々も全員攻撃全員守備でボールを握りながら試合を進められればと思っていますので、お互いのスタイルをしっかりと出しながら明日、いい試合できれば」とアウェイでも臆することなく立ち向かっていく姿勢の重要性を強調している。
韓国代表と日本代表はともに2連勝しているものの、得失点差で後者が前者を上回っている。森保ジャパンは日韓戦に引き分けても3大会ぶりのE-1サッカー選手権制覇を達成することができる。しかし、指揮官は「激しく厳しく、局面でのバトルの部分は継続しつつ、ボールを握って相手を崩していくサッカーを徹底している」韓国代表に勝利して大会を終えたいと考えている。
「一戦一戦、勝っていったうえで最後ご褒美として大きな成果というか、結果が得られると思いますので、2勝しているから明日の試合は引き分けでOKではなくて、勝利してこの大会を終えることを目指して、その一戦に集中して最後に大きな成果を得られればなと思います」
2年前の前回大会で、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が率いた日本代表は韓国代表に1-4の惨敗を喫して自国開催のE-1サッカー選手権で優勝を逃した。そのリベンジを果たすためにも重要な日韓戦は、18日の19時半キックオフ予定となっている。
(取材:元川悦子【釜山】、文・構成:編集部)
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