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日本代表 5年前

フランス人が見たなでしこジャパン韓国戦。「若きマルディーニを連想させる選手は…」「ドイツ代表の3Dサッカーのよう」【E-1サッカー選手権】

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

「レーブ監督のドイツ代表が見せていた3Dなサッカー」

――後半もスコアが動かずに試合が進んでいきます。

「韓国はカウンター一発で逆転優勝を狙っているようですね。日本はそれを感じて攻勢をかけられていませんが、そろそろギャンブルしてもいいですね」

――籾木結花のシュートが相手の腕に当たってPKを獲得。自ら決めて先制点を挙げました。

「籾木は技術が光りましたね」

――先制後も残りわずかな時間で、日本は攻め続けています。

「なでしこのボール回しはトップレベルで、誰も劣っていません。ただ単に短いパスを回すのではなく、揺さぶりながら相手を下げて、ロングボールで縦に入れたりサイドを変えたりしている。2014年にワールドカップで優勝した(ヨギ・)レーブ監督のドイツ代表が見せていた3Dなサッカーのようだね」

――試合は1-0で終わり、なでしこジャパンは優勝を決めました。

「高倉監督のやっているサッカーは正しい。彼女とスタッフのサッカー頭脳はピカイチなので、あとは世界のビッグ4を相手に通用するかどうかですね。」

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