レヴィー・クルピ【写真:Getty Images】
かつてセレッソ大阪やガンバ大阪などで監督を務めたレヴィー・クルピ氏が、監督業の引退を決断したようだ。米メディア『フォックススポーツ』などが現地時間の17日に報じた。
クルピ氏は2018年にガンバ大阪の監督を解任された後、同年10月にブラジル1部のアトレティコ・ミネイロの監督に就任。だが、今年4月に同クラブの監督を解任されていた。
ブラジル『Grupo Globo』 のインタビューでクルピ氏は「状況は整った。キャリアは終わりだ。もう十分だね。私は孫の世話をするよ。まだ、正式にコメントしていない。でも、これが引退を口にした最初だ。最近、私は66歳という年齢を考えていた。素晴らしいキャリアだったよ。もう十分だ」とコメントしたという。
クルピ氏は1997年にC大阪の監督に就任。翌年にはクルゼイロの監督に復帰をした。2007年5月に10年ぶりにC大阪の監督に復帰。2009シーズンではC大阪を4年ぶりのJ1昇格に導いた。2011年に家庭の事情などでC大阪の監督を退任。だが、2012年8月に同クラブの監督に復帰した。その後、ミネイロ、フルミネンセ、サントスの監督を歴任し、2018年にG大阪の監督に就任。2018年から今年4月までミネイロの監督を務めていた。
クルピ氏はC大阪監督時代に香川真司(サラゴサ)や乾貴士(エイバル)、山口蛍(ヴィッセル神戸)、南野拓実(ザルツブルク)、柿谷曜一朗らを指導した。
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