レアル・サラゴサの香川真司【写真:Getty Images】
スペイン2部のレアル・サラゴサに所属するMF香川真司は、現地時間14日に行われたラシン・サンタンデール戦で決勝点をアシストするなどの活躍をみせた。スペインメディア『エル・デスマルケ』はこの試合での香川のパフォーマンスを称えている。
コンディション不良などのためリーグ戦2試合を欠場し、前節のデポルティボ戦も短時間の交代出場にとどまっていた香川だが、4試合ぶりに先発に復帰。前半19分には決勝点となるFWルイス・スアレスのゴールをアシストして2-0の勝利に貢献した。
香川は今季から加入したサラゴサで序盤戦には期待に応えるプレーを見せていたものの、その後は低調な時期が続いていた。だがラシン戦では「誰もが見たいと望んでいる香川」が見られたとして、「サラゴサでのベストゲームのひとつ」と称賛されている。
アシストを記録しただけでなく、ベンチに下がるまで「67分間ずっと良かった」と『デスマルケ』は香川について記述。ゴールに繋がった場面以外にも決定機に絡むなど好プレーを続けていたと評している。
17日のカップ戦を挟んで、22日に行われるリーグ次節はFW岡崎慎司の所属するウエスカとの対戦。同じアラゴン州を本拠地とするクラブ同士のダービーマッチであり、昇格プレーオフ圏に位置する直接のライバル同士の対戦でもある。「ラシン戦での素晴らしいパフォーマンスを見れば次節も先発が考えられる」と香川は今節に続いてスタメンの座を守ることが予想されている。
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