日本代表のMF遠藤渓太【写真:Getty Images】
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日本代表は15日、EAFF E-1サッカー選手権2019決勝大会の優勝をかけて戦う18日の韓国代表戦に向けて練習を行った。
前日に史上3人目となる日本代表デビュー戦ハットトリックで、FW小川航基が香港代表戦の5-0快勝に貢献した。その活躍ぶりを見て、MF遠藤渓太は強い刺激を受けているようだ。
2人はともに1997年生まれ、神奈川県出身で、世代別代表でも一緒にプレーしてきた。2017年にはU-20日本代表のチームメイトとしてU-20ワールドカップにも出場している。まさに盟友と言える存在だ。
遠藤はA代表デビュー戦でハットトリックを決めた小川について「ああやって結果を残して、やっぱりこの世界は結果だと思っているので、そういう意味ではもちろん刺激を受けますし、やっぱり小川を見ていたらわかると思いますけど、あいつはああやってエゴを前面に出していくプレーヤーだと思うから、そういう部分は見習えればなと思います」と語る。
10日の中国代表戦に先発出場していた遠藤は、左サイドで切れ味ある突破を見せたがゴールは奪えなかった。横浜F・マリノスの左ウィングとして多くのゴールやアシストを記録して自信を深めている中、小川からの刺激をエネルギーに変えて日韓戦で狙うはゴールだ。
「ああやって『自分が点を取るんだ』という気持ちを前面に出した中で、しっかりと結果を残すか残さないかだと思うので、この世界は。そこで(結果を)残すやつが(生き)残っていくと思うので、僕のポジションが仮にFWじゃないとしても、求められる結果は一緒なのかなと思います」
Jリーグのシーズン中もゴールへのこだわりを度々口にし、有言実行でマリノスを勝利に導く結果を残してきた遠藤。日本代表が韓国代表を破って3大会ぶりのE-1サッカー選手権制覇を成し遂げるために必要なのは、勝利へのこだわりと相手よりも多くのゴールだ。
(取材:元川悦子【釜山】、文・構成:編集部)
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