南野拓実【写真:Getty Images】
オーストリア1部ザルツブルクは同クラブに所属する日本代表FW南野拓実のリバプール移籍について引き続き交渉中である事を明らかにした。
ザルツブルクは現地時間14日、オーストリアリーグ第18節でハルトベルクと対戦し2-2の引き分けに終わった。この試合で南野はベンチ外となった。
南野に関しては12日に英紙『ミラー』など複数のメディアがリバプール移籍について報じたことから、ハルトベルク戦には移籍のために怪我を恐れて欠場したのではないかと報じられてきた。しかしザルツブルク広報のクリスティアン・キルヒャー氏は南野の欠場について「(10日に行われたチャンピオンズリーグ)リバプール戦で太ももを負傷したため」と説明した。
なお、クリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)はハルトベルク戦後にオーストリアメディア『スカイ』で「リバプールとの交渉はまだ終わっていない」と語った。
一方で「今冬に成立する可能性もある」としたうえで「CL優勝クラブに我々の選手が移籍することになったら、クラブとしては素晴らしい歴史となるだろう。個人的には彼の成長をうれしく思っている」と見解を述べた。
年内のラストゲームを終えたザルツブルク。来年2月9日に再び始まるリーグ戦で南野はザルツブルクのユニフォームを着ているのだろうか。
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