リバプールのアダム・ララーナ【写真:Getty Images】
リバプールに所属するイングランド代表MFアダム・ララーナは、契約の満了する今季限りで退団することが決定的になったとみられている。英紙『エクスプレス』などが伝えた。
31歳のララーナは2014年にサウサンプトンからリバプールに加入。これまでに通算166試合に出場して22得点を挙げているが、近年は出場機会が減少している。
現在の契約は今季終了後の2020年6月で満了するが、クラブは同選手との契約を延長しない見通しだと伝えられている。以前には中国やMLS(メジャーリーグサッカー)からのオファーも話題となっていた。
ララーナの退団が濃厚となったことには、南野拓実の加入が見込まれることも関連しているのかもしれない。オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクに所属する南野は、1月のリバプール加入が合意に達したと報じられている。
ともに複数のポジションでプレー可能な両者の役割は、南野の起用法によっては重なる部分もあるかもしれない。「(南野が)ララーナの直接的な代役と見なされるかどうかは分からないが、チームのそのエリアの補強になることは間違いない」とジャーナリストのジェームズ・ピアース氏は『ジ・アスレティック』にコメントしている。
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