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中村敬斗、前半途中で悔しい交代。監督は「キャリアで最も難しい決断だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

中村敬斗
トゥエンテの中村敬斗【写真:Getty Images】

 オランダ・エールディビジ第17節のトゥエンテ対フィテッセ戦が現地時間14日に行われ、アウェイのフィテッセが3-0で勝利を収めた。トゥエンテのFW中村敬斗は先発出場したが、前半39分で交代を告げられることになってしまった。

 中村は4試合連続となる先発で出場し、フィテッセは本田圭佑が先発に復帰。若手とベテランの日本人対決となった試合だが、中村は前半終了を待たずにベンチに下げられることになった。スコアはその時点では0-0だった。

 ゴンサロ・ガルシア監督が中村の交代について『FOXスポーツ』に語ったコメントを、クラブ専門メディア『トゥエンテ・インサイト』が伝えている。中村のプレーが精彩を欠いたことによる苦渋の決断だったという。

「ケイトは素晴らしい選手だが、今日は単純に良くなかったと思う。ハーフタイムに替えるかどうかを迷っていたが、彼のボールロストから危険な場面もあった。(交代させるのが)最も責任感ある選択だと思った」と指揮官は話している。

「今までの監督としてのキャリアで最も難しい決断だったと言えるだろう。前半で選手を替えるのは難しい。私も現役時代に一度前半で替えられたことがあったが、今回の方がより辛く感じる」とガルシア監督は続けた。

 結果的には、交代でチームの状況が好転することはなかった。後半に3点を奪われたトゥエンテは敗戦に終わり、最近4試合で1分け3敗と苦戦が続いている。

【了】

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