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“次のバルサ”は生み出されるのか!? 現アル・サッド指揮官のバルセロナ・ラストゴールは「らしさ全開」

text by 編集部 photo by Getty Images

シャビ
シャビ【写真:Getty Images】

 現地時間14日に行われたFIFAクラブワールドカップ準々決勝でカタールのアル・サッドはメキシコのモンテレイに2-3で敗れ、5位決定戦に回ることになった。それでも、シャビ監督が目指すものは世界の舞台で示されている。

 現役時代にバルセロナのプレーメーカーを務めたアル・サッド指揮官は、北中米カリブ海王者を相手にしてもボールポゼッションを重視。59%のボール保持率を誇った。しかし、試合巧者のモンテレイに及ばず、2-3で敗れている。

 現役から退いてすぐに指導者としてのキャリアを始めているシャビ監督は、もちろんバルセロナの哲学をベースにしている。バルセロナでは、育成世代からクラブの哲学を植えつけることで有名だが、シャビ監督はカタールでそれをしようとしているところだ。

 ラ・リーガ公式ツイッターでは、2015年にシャビがバルセロナで決めたラストゴールが紹介されている。綺麗なパス交換から狙いすましたミドルシュート…、洗練された技術でゴールネットを揺らした。

 シャビ監督率いるチームに指揮官と同等の技術と視野を持った選手が現れたとき、再び世界を驚かせるチームができるかもしれない。

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