「2年前のリベンジをしてほしい」
――話は変りますが、過去のE-1(旧・東アジアカップ)で印象的だった試合や大会はありますか?
「2010年の大会は印象に残っていますね。岡田(武史)監督はベストメンバーで臨みましたが、内容も結果も良くなかった。でも半年後のワールドカップでは非常に良い結果が出せました」
――日本は3位という結果に終わりましたが、ワールドカップではベスト16に入ることができました。
「それと、2年前の日韓戦の完敗(1-4)ですね。両方とも苦い記憶ですが、そういう結果の方が、今日みたいな簡単な勝利よりは有意義だと思います」
――試合は5-0で終わりました。
「簡単な試合でしたね。でも、デビューした選手にとって、イージースタートできたのは良いことだったかな」
――次の相手は韓国になります。優勝を賭けた試合になりそうです。
「開催国の韓国戦が一番のチャレンジになります。2年前のリベンジをしてほしいですね」
――キーマンは誰になると思いますか?
「守備では中村(航輔)ですね。A代表のNo.1になるべき選手だと思うので。後ろからオーガナイズしないといけないです。攻撃では遠藤(渓太)のプレーは楽しみです」
――本日もありがとうございました!
▽語り手:ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。「デイリーヨミウリ」「Jリーグ公式ウェブサイト」などにも寄稿。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーのJリーグ番組出演も。
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