日本代表の小川航基【写真:Getty Images】
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【日本代表対香港代表 E-1サッカー選手権第2節】
EAFF E-1サッカー選手権・韓国大会の日本代表対香港代表戦が14日に開催されている。FW小川航基はこの試合で、日本代表史上3人目となる代表デビュー戦でのハットトリックを達成した。
前半8分に菅大輝、14分に田川亨介がそれぞれ代表初ゴールを挙げたあと、26分には小川が3点目。ペナルティーエリア手前で横パスを受けると、反転から右足での強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。
さらに前半アディショナルタイムの46分、菅が左サイドから折り返したボールをゴール前で受け、足元に入ったボールを冷静に蹴り込んで2点目。58分にも左サイドの大島僚太からのクロスにヘディングで合わせ、ハットトリックとなる3点目を叩き込んだ。
日本代表で過去にデビュー戦ハットトリックの快挙を達成した選手はわずか2人。1930年には若林竹雄氏がフィリピンとの試合で4得点を挙げた。2010年1月には平山相太氏がアジアカップ最終予選のイエメン戦でデビューし、交代出場から3得点を挙げている。
小川はジュビロ磐田に所属し、2019シーズン後半は期限付き移籍の形でJ2の水戸ホーリーホックに所属。現在22歳であり、来夏に開催される東京五輪世代の選手の一人でもある。
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