なでしこジャパンの岩渕真奈【写真:Getty Images】
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【日本女子代表 3-0 中国女子代表 E-1サッカー選手権第2節】
EAFF E-1サッカー選手権・韓国大会の日本女子代表(なでしこジャパン)対中国女子代表戦が14日に行われ、日本が3-0で勝利を収めた。
3日前に行われた大会初戦ではチャイニーズ・タイペイ女子代表に9-0と大勝し、幸先の良いスタートを切ったなでしこジャパン。難敵中国との一戦では先発メンバーを8人入れ替え、DF南萌華、松原有沙、FW岩渕真奈の3人のみが2試合連続の先発となった。
前半9分、なでしこジャパンは早い段階で先制点を奪うことに成功する。ペナルティーエリア手前左寄りから、籾木結花が長谷川唯とのワンツーで守備陣の間に割って入り、中央の岩渕にラストパス。岩渕が滑り込みながらのシュートで初戦に続いての先制ゴールを挙げた。
その後は何度か中国にゴールに迫られる形もあったが、前半終了間際の良い時間帯に追加点。前線でプレスをかけてボールを奪うと、長谷川がすぐさまディフェンスの裏へスルーパスを通し、抜け出した岩渕がGKとの1対1の形からボールを浮かせる技ありループシュートを沈めた。
54分には最初の選手交代で長谷川を下げて小林里歌子を送り出す。するとそのわずか1分後、左サイドから突破を仕掛けた小林が中央に切り込んで右足で鋭いシュート。GKが弾いたボールに岩渕が詰め、ハットトリックとなる3点目を流し込んだ。
61分には三浦成美のシュートが惜しくも左ポストを叩くなど、さらなる追加点のチャンスは物にできなかったが、なでしこジャパンは3-0で快勝。2戦2勝で今大会の優勝に王手をかけた。
15日に行われる韓国対チャイニーズ・タイペイ戦で韓国が勝利を逃せば、その時点で日本の優勝が決定。韓国が勝利を収めた場合、17日に行われる最終節の試合で日本と韓国が優勝を争うことになる。
【得点者】
9分 1-0 岩渕真奈(日本)
44分 2-0 岩渕真奈(日本)
55分 3-0 岩渕真奈(日本)
【了】