ネイマール【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属する27歳のブラジル代表FWネイマールが、再びバルセロナに対して給与未払いの訴えを起こしたようだ。12日にスペイン紙『アス』が報じている。
2017年の夏、PSGが契約解除金2億2200万ユーロ(約288億円)を支払ってネイマールを獲得した。だが、納得しない形の移籍だったこともあり、バルセロナはネイマールや父親に対して4000万ユーロ(約53億3000万円)のボーナス支払いを行わないと通達。
もともと、ネイマールが2016年にバルセロナと契約を更新した際、2017年9月1日にボーナスが支払われる内容が含まれていた。しかし、7月31日まで他のクラブと交渉をしないこと。契約を全うすると証明できること。他のクラブに移籍しないと9月1日に確認できた場合。という3つの条件を満たさなかったことで、契約不履行を理由にバルセロナがボーナス支払いを拒んだのである。
その後、ネイマールは訴えを起こしたが、国際サッカー連盟(FIFA)が却下したことで支払いは行われなかった。同紙によると、今度はネイマールが給与の一部となる350万ユーロ(約3億6000万円)の支払いをバルセロナに要求しているとのこと。解決したかに思われた事件だったが、まだ給与未払い問題は続いているようだ。
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