香川真司と岡崎慎司【写真:ムツ・カワモリ】
スペイン2部のレアル・サラゴサに所属するMF香川真司とウエスカに所属するFW岡崎慎司の2人が、両クラブの存在するアラゴン州の観光PRに協力することになった。同州の魅力を紹介するビデオに出演している。
香川と岡崎はともに今季からそれぞれのクラブに加入。1部昇格に向けた大きな戦力になることが期待されるとともに、両クラブやスペイン2部リーグに対する日本のファンからの関心も大きく高めている。
サラゴサとウエスカは同じアラゴン州内の隣接する2県の県都であり、車で1時間ほどの近距離に位置している。同地域でプレーを開始した2人の日本人スター選手に、日本人観光客を呼び込む協力の要請が持ちかけられたようだ。
アラゴン観光局は11日に公式YouTubeチャンネルで香川と岡崎の出演するビデオを公開。両者はサラゴサとウエスカの観光名所や魅力を紹介している。
「2人のような国際的な選手たちとの撮影は素晴らしい経験でした。2人とも撮影中は終始すごく協力的に対応してくれました」と州観光局のラファエル・ナサレ氏によるコメントを地元メディア『アラゴン・デポルテ』は伝えている。
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)の第19節を終えた段階でウエスカは3位、サラゴサは6位とどちらも昇格プレーオフ圏内に位置。来週末の22日にはウエスカホームでのダービーマッチの大一番を迎える。
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