木山隆之監督【写真:Getty Images】
J2リーグのモンテディオ山形が11日、チームを率いる木山隆之監督が今季限りで退任すると発表した。
【Jリーグアウォーズ受賞者一覧はこちら】
ジェフユナイテッド千葉で指揮官を務めた後、2015年から2016年までは愛媛FCで指揮。2015シーズンは愛媛FCをJ2の5位に導き、クラブ初のJ1昇格プレーオフを経験した。2016シーズン終了後に退任し、2017年からはモンテディオを率いることに。
そして、2019シーズンは6位となり、J1参入プレーオフを戦っている。だが、1回戦の大宮アルディージャ戦は2-0の勝利をおさめたものの、2回戦の徳島ヴォルティス戦で0-1の敗戦を喫したためJ1昇格は実現しなかった。
木山隆之監督はモンテディオの公式サイトを通じて「モンテディオ山形のファン・サポーターの皆様、いつも応援ありがとうございます。このチームを率いて3年目の今年、私自身、「必ず昇格する」という気持ちで、全身全霊取り組んでまいりました。結果、プレーオフには進出できましたが、 J1に昇格することができませんでした。残念な結果となってしまいましたが、選手達はこの経験を糧に、さらに進化し、J1に昇格してくれると信じています」と、コメントしている。
また、株式会社モンテディオ山形の代表取締役社長を務める相田健太郎氏は「木山隆之監督とは、かねてから来シーズンの契約継続についてお話をさせていただいておりました。しかし、クラブの目標であった今季のJ1昇格を果たせなかったことについて、監督ご自身は非常に責任を感じていらっしゃいました。それでもクラブとして何度もお話をさせていただき、強く慰留いたしましたが、この度ご本人の意向を踏まえ、このような決断となりました」と語り、強く慰留していたことを明かしている。
【了】