2選手が代表初ゴール
日本代表【写真:田中伸弥】
【日本 2-1 中国 E-1サッカー選手権第1節】
EAFF E-1サッカー選手権・韓国大会の初戦、日本代表対中国代表の試合が10日に行われた。日本が2-1の勝利をおさめている。
国内組中心で大会に臨んだ日本は、森保ジャパンでのプレー経験がある鈴木武蔵や橋本拳人の他、初招集の遠藤渓太、森島司、橋岡大樹らを先発起用した。対する中国は、カタールワールドカップ・アジア2次予選のシリア代表戦で1-2の敗戦を喫した後にマルチェロ・リッピ前監督が辞任。今大会は李鉄暫定監督が指揮を執ることになり、北京国安のチャン・シージャーなどをスタメン起用している。
試合開始して17分、井手口陽介のフリーキックに畠中槙之輔が合わせたがシュートはゴールポストに弾かれて得点ならず。それでも29分、森島司がゴール前に折り返したボールに鈴木武蔵がダイレクトで合わせて先制点を決める。鈴木武蔵にとっては代表初ゴールとなった。
45分には中国のドン・シュエシェンにヘディングシュートを打たれるがゴール左に外れる。53分にはメイ・ファンに決定的な場面を作られるが、シュートはバーに弾かれて失点を免れた。すると、井手口のコーナーキックから三浦弦太がヘディングシュートを決めて日本に追加点が入る。三浦も代表初ゴールとなった。
79分に遠藤渓太が仕掛けてシュートを放つが、惜しくもゴール右に外れる。90分には中国のドン・シュエシェンにゴールを決められて1失点するも、リードを守り切った日本は2-1の勝利をおさめ、EAFF E-1サッカー選手権・韓国大会で白星スタートとなっている。
【得点者】
29分 1-0 鈴木武蔵(日本)
70分 2-0 三浦(日本)
90分 2-1 ドン・シュエシェン(中国)
【了】