ズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
元スウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチがセリエAのボローニャでプレーする可能性はなくなったようだ。
イブラヒモビッチは今年いっぱいでロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が満了となり新天地の候補先の一つにボローニャの名前が上がっていた。
しかしボローニャのウォルター・サバティーニSD(スポーツディレクター)は9日付けの伊メディア『トゥットメルカート』の取材に対し「イブラヒモビッチが我々のクラブに移籍することはない。彼は他の決断を下した」と語った。
ボローニャ移籍が消滅したことで予てから噂されているミランへの移籍の可能性が強くなっているようだ。イブラヒモビッチの代理人を務めるミノ・ライオラ氏は8日付けの伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で「再びイタリアで会おう」「栄光を取り戻し新しい歴史を作らなければならないクラブでプレーすることになる」とイブラヒモビッチの今後のクラブについてミランを連想させるような表現をしている。
今季リーグ戦29試合で30得点を挙げるなど38歳となった今でも得点能力の衰えがない事を示している。そんなイブラヒモビッチは2010年から2年間プレーし、セリエA得点王にも輝いた古巣ミランでのプレーを選択する事になるのだろうか。
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