ランコ・ポポヴィッチ氏【写真:Getty Images】
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J2のFC町田ゼルビアは9日、2020シーズンの新監督にランコ・ポポヴィッチ氏が就任することが決定したとして発表を行った。
町田は2019シーズンのJ2を18位の成績で終了。クラブ史上最高成績だった昨年の4位から大幅に順位を落とし、J3時代の2014年から6年間チームを率いてきた相馬直樹監督は今季限りでの退任が先月27日に発表されていた。
セルビア出身でオーストリア国籍のポポヴィッチ氏は現在52歳。2011年にも当時JFL(日本フットボールリーグ)の町田で指揮を執っており、9年ぶりの復帰となる。
ポポヴィッチ氏が日本で最初に仕事をしたのは2009年、J1の大分トリニータを指揮。2011年には町田を率い、チームをJ2昇格へと導いた。その後2012年、2013年にはFC東京で好成績を収め、2014年にはセレッソ大阪でも監督を務めた。
日本を離れたあとは、2014/15シーズンにスペイン2部のレアル・サラゴサを指揮。その後はタイのブリーラム・ユナイテッド、インドのプネー・シティ、オーストリアのザンクト・ペルテンを率いていた。
「たくさんの友人のいる、私のホームに戻ることができて大変幸せです。大きなものを勝ち取るため、サポーターの皆様の力をお借りしたいと思います」とポポヴィッチ氏はクラブを通してコメントしている。
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