バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第16節のバルセロナ対マジョルカ戦が現地時間7日に行われ、ホームのバルサが5-2で勝利を収めた。バルセロナのFWリオネル・メッシはこの試合でハットトリックを達成している。
マジョルカに所属する日本代表MF久保建英の“古巣対決”であることにも注目が集まった一戦。ルイス・スアレスによるヒールキックでの圧巻のスーパーゴールも飛び出した。だが主役となったのはやはりこの男だった。
メッシは前半17分にエリア手前からのミドルシュートでチームの2点目を記録。41分にもゴール正面からの絶妙なシュートを左隅に突き刺し、83分にもスアレスの落としにダイレクトで合わせてハットトリックを達成した。
今季は負傷のため出遅れ、トップチーム定着後ではキャリアで最も遅い第8節でようやく初ゴールを挙げたメッシ。だがそこから8試合で12得点と相変わらずの異常なペースでゴールを量産し、これで早くもリーガの得点ランク単独首位に浮上している。
ハットトリックは今季2回目であり、リーガで通算35回目。クラブ公式ウェブサイトなどによれば、34回で並んでいた元レアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)を上回る単独最多記録となった。
さらにこの日の1点目により、メッシはリーガで14年連続の二桁得点を達成。欧州5大リーグでは他に誰も成し遂げていない記録だという。
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