横浜F・マリノス【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ最終節の試合が7日に行われ、横浜F・マリノスが今季のJ1優勝を決めた。4回目の優勝であり、優勝回数はリーグ単独2位となる。
1試合を残して首位に立っていた横浜FMは、最終節で2位のFC東京と直接対決という劇的な状況。4点差以上で敗れない限りは優勝できる状況だったが、3-0の快勝で文句無しの優勝を飾った。
横浜FMの優勝は15年ぶり4回目。1995年の初優勝、2003年と2004年の連覇以来となるリーグタイトルを獲得した。
Jリーグで最多の優勝回数を誇るのは8回の鹿島アントラーズ。横浜FMとジュビロ磐田、サンフレッチェ広島がそれぞれ3回で続いていたが、横浜FMは今回の4回目の優勝で単独2位となった。
他にJ1優勝を経験しているクラブは6つ。東京ヴェルディ、ガンバ大阪、川崎フロンターレが各2回、浦和レッズ、名古屋グランパス、柏レイソルが各1回の優勝を達成している。
Jリーグ創設からこれまでの通算27シーズンのうち、磐田、川崎F、柏を除く21回の優勝が創設メンバーである“オリジナル10”のクラブによるもの。優勝回数1位と2位の鹿島と横浜FMはJ2降格を一度も経験していない2つだけのクラブでもあり、リーグ屈指の伝統あるクラブとして歴史を積み重ねている。
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