湘南ベルマーレが16位でプレーオフへ【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグの最終節となる第34節の全9試合が7日に各地で開催された。今節の試合の結果、16位でシーズンを終えた湘南ベルマーレがJ2チームとのプレーオフに出場することが決まった。
J1残留に向けた下位争いでは、ジュビロ磐田と松本山雅FCの2チームがすでに17位以下での自動降格となることが決定済み。だがプレーオフ回避に向けた争いは最終節までもつれ込んでいた。
12位の名古屋グランパスと13位の浦和レッズにも数字上は16位後退の可能性があったが、よほどの大差で敗れない限りは残留できる状況。事実上、14位サガン鳥栖と15位清水エスパルス、16位湘南の3チームによる争いとなった。
その鳥栖と清水の最終節は清水ホームでの直接対決。後半にドウグラスが1点を奪った清水が1-0の勝利を収めて自力で残留を決めた。
一方、湘南はすでに降格の決まった松本山雅とアウェイで対戦。85分に野田隆之介が先制点を挙げたが、土壇場で追いつかれて1-1のドローに終わった。この結果、鳥栖と湘南は勝ち点で並んだが、得失点差で上回る鳥栖が残留。湘南が16位でプレーオフ出場となった。
J1参入プレーオフでは1回戦に勝利を収めた徳島ヴォルティスとモンテディオ山形が2回戦に進んでいる。8日に行われる2回戦の勝者が14日の決定戦で湘南と対戦する。
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