ピーター・クラウチ【写真:Getty Images】
元イングランド代表のピーター・クラウチは、2メートルを超える長身が最大の武器で、どの対戦相手も対処に苦しんだ。しかしクラウチ本人は、あまりに際立った特長から「背がでかいだけ」というイメージを持たれることに抗い続けたのかもしれない。
クラウチはその巨体からは想像しにくいしなやかなタッチで周囲を驚かせることがあった。そのうちの一つが、2012年12月に行われたストーク対マンチェスター・シティの一戦で魅せたスーパーゴールだ。
ペナルティエリア右手前で味方のヘディングでの落としを受けたクラウチは、右足で浮き球をコントロール。そのままボールを落とさずにボレーでゴールを狙った。難しい体勢でもシュートを狙うというストライカーとしての判断。ゴール左隅に決める精度。クラウチの武器が身長だけではないことを改めて見せつけた瞬間だった。
プレミアリーグ公式ツイッターが、このクラウチのスーパーゴールを動画で紹介している。今年7月に現役を引退した元イングランド代表FWの超絶ゴールをチェックしよう。