ミロスラフ・クローゼ【写真:Getty Images】
今から5年半前の2014年7月8日。当時、ドイツ代表として活躍していたミロスラフ・クローゼ氏が、ブラジルワールドカップ準決勝のブラジル代表戦で1ゴールを決め、ワールドカップ歴代最多の通算得点記録を更新した試合があった。
メスト・エジルやトーマス・ミュラー、バスティアン・シュヴァインシュタイガー氏やフィリップ・ラーム氏などと共に先発出場を果たしたクローゼ氏は、1-0で迎えた23分に追加点を決める。
その後もトニ・クロースやアンドレ・シュールレなどがゴールを量産し、ブラジルを相手に7-1の大勝をおさめた。そして、決勝戦でリオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表と対戦し、延長戦の末に1-0の勝利をおさめて優勝を果たしている。
クローゼ氏は代表通算137試合に出場し71得点を記録。そのうちの16ゴールはワールドカップで決めたものだった。2002年、2006年、2010年、2014年の4回にわたって本大会に出場し、ワールドカップ歴代最多の通算得点記録を更新したのである。その記念すべき16ゴール目となったブラジル戦の得点シーンを、国際サッカー連盟(FIFA)が動画付きで紹介している。