ニースのパトリック・ヴィエラ監督【写真:Getty Images】
アーセナルの新監督に現ニース監督のパトリック・ヴィエラ氏が最も近い位置にいると5日付けの仏紙『ニース・マタン』が報じている。
同紙ではアーセナルはヴィエラ監督とコンタクトを取っていること、またヴィエラ監督自身もアーセナル監督就任に意欲的であると伝えている。なおニースはヴィエラ監督と2021年まで契約を結んでいるが、違約金を支払えば契約を解消する準備もあるようだ。
ヴィエラ監督は1996年から2005年までアーセナルでプレーしていた。アーセナルでは主将も務めるなど通算391試合に出場しリーグ優勝3度を含む10個のタイトル獲得に貢献した。
現役引退後はマンチェスター・シティの下部組織で指導者としてのキャリアをスタートさせ2016年から2018年6月まではメジャーリーグ・サッカー(MLS)のニューヨーク・シティで監督を務めた。そして2018年7月からはニースの監督に就任し、今季は16試合を消化した時点で14位となっている。
現在指揮を取っているフレドリック・ユングベリ暫定監督がこのまま続ける可能性もあるなかで、ヴィエラ氏の15年ぶりの古巣復帰は実現するのだろうか。
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