フィテッセの本田圭佑【写真:Getty Images】
オランダ1部のフィテッセに所属する本田圭佑は、次節の試合ではベンチスタートとなるかもしれない。地元メディア『オムループ・ヘルダーラント』が4日付で見通しを伝えている。
先月フィテッセに加入した本田は先発で初出場を果たしたスパルタ戦に続いて先週末のヘーレンフェーン戦でも先発してフル出場。だがこの試合に敗れてリーグ戦5連敗となったあと、レオニド・スルツキ監督は辞任を発表した。
本田にとっては、かつてCSKAモスクワで指導を受け、フィテッセに加入する上でも大きな存在だった恩師がわずか2試合で去るというまさかの状況となった。チームの指揮はアシスタントコーチを務めていたヨセフ・オースティング氏が暫定監督として引き継ぎ、8日の次節フェイエノールト戦に向けて準備を進めている。
地元メディアによれば、オースティング暫定監督は流れを変えるため戦術やメンバーの変更に取り組んでいるとのこと。本田が務めていた中盤センターのポジションにはMFリーシェドリー・バズールの起用が見込まれている。
練習の中でレギュラー組から外れた本田は右サイドでもテストされていたとのことだが、フェイエノールト戦ではベンチスタートの可能性が高くなったとみられている。コンディションが万全ではないこともあり、暫定監督は本田を慎重に起用したいと考えている様子だという。
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