現役時代のフレドリック・ユングベリとアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルのフレドリック・ユングベリ暫定監督は、チームを立て直すため恩師であるアーセン・ヴェンゲル氏からの助言を受けることに意欲的な様子を見せた。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
プレミアリーグで成績不振に陥ったアーセナルは、ヨーロッパリーグのフランクフルト戦に鎌田大地の2ゴールで敗れたあとウナイ・エメリ前監督を解任。アシスタントコーチを務めていたユングベリ氏が暫定監督として指揮を引き継ぐことになった。
今季からアシスタントコーチを務めていたユングベリ氏は、自身も現役時代にアーセナルで活躍したレジェンドだった。指導を受けていたのはアーセナルを約22年間にわたって率いたヴェンゲル氏だ。
ヴェンゲル氏に助言を求める可能性について3日の会見で問われたユングベリ氏は、「ぜひとも話をしたいと思う。慌ただしかったので彼と話はしていないが、考えてはいることだ」と答えている。
アドバイスを得るべきもう一人の人物として、同じスウェーデン出身の名監督であり、イングランドでの経験が豊富なスベン・ゴラン・エリクソン氏も挙げた。「彼がイングランド代表監督だった時にはよく話をしていた。いつも試合を観に来ていたからね。素晴らしい監督であり、近いうちに話ができることを願っている」
ユングベリ暫定監督の初采配となったノリッジ・シティ戦では2-2のドローに終わり、これで公式戦8試合白星がないアーセナル。5日にはプレミアリーグ第15節のホームでのブライトン戦に臨む。
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