バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
史上最多となる6回目のバロンドール受賞を成し遂げたバルセロナのFWリオネル・メッシ。そのプレーもさることながら、安定した稼働率もトップクラスであることがデータで明らかとなった。
国際サッカー連盟(FIFA)の関連機関であるスポーツ研究国際センター(CIES)は、選手の出場時間に関する統計データを2日付で発表。過去10年間に欧州5大リーグの1部リーグで戦い続けてきた42クラブを対象として、そのクラブの国内リーグの試合時間のうち各選手がプレーした割合を算出している。
そのランキングによれば、2010年1月1月から現在までの試合において同一クラブでの稼働率が最も高い選手はマルセイユのGKステーブ・マンダンダ。チームの総試合時間の84.2%にあたる2万8419分間プレーしている。
メッシはバルセロナの総試合時間の83.4%プレーしており、全体の2位にランクイン。フィールドプレーヤーではバイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラー(76.6%)、レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス(74.2%)らを上回り圧倒的1位という結果となった。
実際のところメッシは、負傷などによる離脱はあってもそれほど長期間となることは少なく、過去11シーズン連続でリーグ戦30試合以上に出場している。加えて、過去10年間以上にわたって同じクラブでプレーを続けている数少ない選手の一人であることが83.4%という数字に繋がった。
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