チーロ・インモービレ【写真:Getty Images】
ラツィオのFWチーロ・インモービレが止まらない。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが、好調のエースを取り上げた。
インモービレは現地時間1日に行われたセリエAのウディネーゼ戦で2ゴールを記録した。これで今季リーグ戦の得点数は17に。2位ロメル・ルカク(インテル)に7得点差の大差をつけて得点ランクのトップを独走している。
同時に、この日のゴールでインモービレのリーグ戦連続得点記録は9となった。リーグ最長記録はガブリエル・バティストゥータ氏とファビオ・クアリアレッラの11試合連続得点で、こちらの記録にどこまで近づけるかにも注目が集まっている。
今季のインモービレの活躍はヨーロッパ全体を見渡しても強烈だ。ドイツ・ブンデスリーガで開幕から11試合連続得点を記録したバイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レバンドフスキがここまで16得点。インモービレはこれを上回ってヨーロッパの得点王となっている。
絶好調のインモービレだが、チームプレーを軽視する様子はない。ラツィオのエースは1日のウディネーゼ戦で2ゴールを挙げたあと、さらにPKを蹴ることもできた。しかし、チームメートのルイス・アルベルトに託している。このシーンについてインモービレは「彼はそれにふさわしかった」と述べ、ハットトリックのチャンスを前に一歩下がることを選んでいる。
昨季はベテラン・クアリアレッラのゴール量産に沸いたセリエA。今季はインモービレがどこまで好調を続けるだろうか。
【了】