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監督デビューのユングベリ、現役時代のベストゴールのひとつ。マンU戦での芸術弾

text by 編集部 photo by Getty Images

フレドリック・ユングベリ
アーセナルのフレドリック・ユングベリ【写真:Getty Images】

 1日に行われたノリッジ・シティ戦で、アーセナルの暫定監督として指揮官デビューを飾ったフレドリック・ユングベリ。現役時代にもアーセナルで活躍したレジェンド選手の一人だった。

 スウェーデン代表でもあったユングベリは1998年にアーセナルに加入し、アーセン・ヴェンゲル監督の率いたチームで9年間プレー。2003/04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝の歴史的快挙を成し遂げたチームの一員でもあった。

 そのアーセナルでの輝かしいキャリアの中でも最高のプレーの一つとして印象深いのが、2001年11月25日のマンチェスター・ユナイテッド戦で挙げたゴール。アーセナルがクラブ公式YouTubeチャンネルで2015年に選出したユングベリのベストゴール5選にも選出されている。

 ロベール・ピレスからの横パスをペナルティーエリア手前右側で受けたユングベリは、ワントラップを入れたあと右足でボールを浮かせるシュート。走り込んできた勢いからは想像できないような柔らかいボールは完全にGKファビアン・バルテズの意表を突き、その頭上を越えてゴールネットに収まった。

 ユングベリは日本の清水エスパルスでもプレーしたあと現役を引退し、指導者として古巣アーセナルに復帰。U-23チーム監督やトップチームのアシスタントコーチを経て、不調に陥ったチームの指揮を引き継ぐことになった。初陣のノリッジ戦はドローに終わったが、ここからチームを立て直すことができるだろうか。

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